元リステリン愛用者の声

第一章 リステリンと俺

俺は一人暮らしを始めてから丸2年と少しの間ずっと液体ハミガキの一つであるリステリンを使って歯磨きをしていた。理由はなんとなく丁寧な暮らしってイメージがあったから。あと歯磨き粉は昔から口の中があわあわになるのが苦手で、リステリンは液体だからほとんどそういう感じが無いのも良かった。

リステリンは色んな種類があるんだけど、俺が使ってたのは多分一番使用者が多い紫のアルコール入りのやつ。てか他のはほとんど使ったことないから分からん。これの特徴として、アルコール入りの中でもバカみたいに刺激が強い。2年以上継続して使っても毎日色褪せない「痛み」が口の中を襲う。

リステリン紫アルコール入り

ちなみに俺の歯はなぜか表の歯と歯の隙間とかがめちゃくちゃ茶色く汚れていた。当時はタバコも全く吸ってなかったし、高校の時に汚れていた記憶は全くないので、なぜ&いつからあれほど茶色く汚れたのかが全くわからないがとにかくいつのまにかめちゃくちゃに汚れていた。調べたらステイン*1と呼ばれるもので割と誰にでもできるらしい。写真は茶色く汚いから貼らない。

リステリンはパッケージにホワイトニングとか書いてあって、それに期待して使っていた所もある。ただこれに関しては2年使っても全く効果を感じることはなかった

 

第二章 出会いと別れ

俺がツイッター(現・X)にてフォローしている乞食速報AというAmazonのセール情報を教えてくれるアカウントが、同じく液体ハミガキの一つであるNONIOプラスホワイトニングの激安セールを俺に知らせてしまったから。そもそもリステリンは結構高い。それに比べてNONIOの1000ml 660円は比較的安めだったので、ものは試しということで買ってみた。届いた日に使ってみたところ、これがかなり良かった

NONIOプラスホワイトニング

まず、刺激がほとんど無かった。NONIOもアルコール入りなんだけど、リステリンの100分の1よりも刺激が無かった。リステリン紫の刺激は痛い反面「洗っている感」もあったので耐えてたんだけど、痛くないならもちろんそっちのほうがいい。

次に、明確にホワイトニング効果が感じられた。使い始めた2日後には目に見えてステインが薄くなり、歯の色が白に近づいているのを感じられた。俺がリステリンを使っていた2年間は何だったんだ、とガチで思った。

あとNONIO全般のコンセプトである口臭ケアについては、多分良いと思う。磨いた後の口内に気にならない程度の清涼感がずっと残ってる感じ。最後に、安い。

この圧倒的な違いを知ってしまった以上、俺がリステリンを買うことは今後無いだろう。2年間ありがとう。

 

第三章 歯ブラシと枕と人生のリザルト(余談)(自由律)

俺は自分に合う歯ブラシが未だに分からない。歯ブラシがヘタって新調するたびに、ずらっと並ぶ歯ブラシコーナーを眺めて吟味する(吟味するふりをする)のだが、かため・やわらかめとか、形状が細い・太いだとかマジでどれが一番良いのか全くわからず、結局適当なのを手にとって使っている。だから歯ブラシは毎回バラバラなんだけど、これまで自分にしっくり来ると思えた歯ブラシには一回も出会えていない。ついでに枕も全然しっくり来てないけど2年以上使い続けている。

こういうのって自分自身でトライアンドエラーをしてたどり着くしか無いのか。俺という存在をキャラクリした神が啓示として教えてくれるべきではないのか。この話はよくしているけど、自分が死んだ後は自分の人生のリザルトが見たいよね。歯ブラシや枕の最適解は別にどうでもいいけど、人間関係のパラメータとか、自分は何の才能・適正を持っていたのかとか、最後に色々見れたら絶対面白いと思う。

 

現代の吟遊詩人ジェイの奏でる詩《うた》をお聴きくださりありがとうございました。

*1:「ステイン(着色汚れ)」は、お茶やコーヒーに含まれる色素(主にタンニン)やタバコのヤニ(ニコチン、タール)などが、歯の表面に付着してできる、歯の汚れです。