まえがき
怒りの収まらぬうちにすべてを書きつづる!
狂った俺の勢いはもう誰にも止められない─────
2023年7月11日
中古スマホ販売マーケットプレイスのバックマーケットでiPhone 12 mini (PRODUCT)RED 64GBを購入。
バックマーケットとは中古スマホのAmazon的な存在で、販売業者と購入者を仲介するだけ。実際にはバックマーケットが販売しているわけではない。今回購入したiPhoneはアップルバイヤーズという所が販売。
2023年7月13日
購入したiPhoneが到着、セットアップと同時に驚愕の事実が発覚
当たり前のようにディスプレイとバッテリーが非純正パーツなのである!!!
バックマーケットは中古品のことを「リファービッシュ品」と呼んでいる。これについて説明しているページがあり、その中には
『Back Marketで販売する専門の販売者は、互換性のある部品や純正部品を使用してデバイスを修理し、リファービッシュします。 販売者は、信頼できる高品質なメーカーから供給された部品を使用することを約束しています。 』
という記載がある。互換性部品が使われている可能性が明示されているが、俺はこれを読まずに購入してしまった。買う前からこれに気づくべきだった。俺のバカポイント +1
今まで中古スマホを買った経験がメルカリぐらいしかなかったんだけど、メルカリは善意の個人が大半だからもし互換パーツを使ってたら説明文で書いててくれるし、そういう感じでバックマーケットも互換パーツを使ってるならさすがに商品ページにそう書いてるだろうと勝手に思い込んでしまった俺が悪かった。
にしてもバッテリー最大容量80%以上を保証しておいて、実際は最大容量が表示されない非純正バッテリーだけどそれでもバッテリー自体は新品だから100%だよ(笑)みたいな理論なのか知らないけどそんな感じで売ってるのはマジでどうかと思う。
2024年3月6日
iPhoneをメルカリに出品した。
出品まで自分で使っていて、ほぼケースをつけていなかったため傷が多いこと、ディスプレイとバッテリーが非純正パーツであることを説明欄に記載。
なんか知らんけど2いいねで売れた。ちょっと安すぎ?
2024年3月8日 ※ここがこの物語のピークです。
売れたiPhoneの発送を終えて、よっしゃ小銭稼ぎや~とホクホクしながら家系ラーメンをすすっていた所、購入者から驚愕の取引メッセージが届く。
『ソフトバンク系のネットワーク利用制限が▲になっています。残債を支払っていただけますか?』
嘘でしょ?
この連絡がきたときはガチで絶望した。そもそもメルカリではネットワーク利用制限がかかっているスマホの出品が禁止されている。自分でネットワーク利用制限を確認することを怠ったこともあって、俺は長らく使ってきたメルカリにおいて規約違反者となってしまったのだ。なんで俺様がこんな目に?俺はただ頑張って毎日を生きているだけなのに。
絶望と同時に抑えきれない怒りが込み上げてきた。そもそも俺はバックマーケットで購入した際に端末のIMEI番号もネットワーク利用制限が▲であることも知らされていない。いくら値段が安くても非純正パーツに交換されている上ネットワーク利用制限に傷のある端末だと知っていれば購入することは絶対になかった。そんな状態で購入した端末にネットワーク利用制限がかかっているなど全く思わず、半年以上自分で使った後にメルカリに出品する際にも完全に意識外だったために確認を怠ったし、普通だれでもそうなると思う。
ディスプレイとバッテリーが非純正パーツであったことをバックマーケットの説明をちゃんと読まなかった俺の落ち度としてギリギリ飲み込んだとしても、いくらなんでもこれは納得できない。しかし、これを理由にして購入者に弁明した所で誰も得しないので、血の涙を流しながら粛々と返送のお願いをした。着払いで。
結論
その後購入者に商品を返送してもらい、980円の送料を俺が支払って取引は出品者都合のキャンセルという形で終了した。
今回の経験から得た学びを最後に結論としてまとめる。
バックマーケットでリファービッシュ品を購入する際にはこれらの点にも考慮した上で検討してほしい。購入後には30日間の返金保証があり、俺のような端末を引いた場合にも返金を受けることができるため、手元に届いたらまず端末の状態を確認することをおすすめする。
最後に
この記事を書いている本日昼過ぎに着払いで帰ってきた「ディスプレイ・バッテリーが非純正パーツでソフトバンク系のネットワーク利用制限が▲になっているiPhone 12 mini」をこれからどうするのかという所で途方に暮れている。また、取引をキャンセルしたとはいえメルカリ上で禁止されている商品を出品してしまったことでメルカリからBANされる可能性は高いためそれによる憂鬱も重くのしかかっている。最後に俺がメルカリの購入者から取引メッセージが届く直前に美味しく頂いていたラーメンの写真を皆さんにお見せしてこの記事を終わることとする。